海洋温熱とは

 

 温熱の基本的なプロセス…沖縄の海で汲んだそのままの生きた海水を火で熱し、その蒸気でタオルをしっかり蒸します。海水の恵みをたっぷり含んだタオルを、全身に当てながら、熱を身体の芯に入れていきます。受ける方の様子や反応を観察し、同時にセラピストの手に感じる熱さを見極め、熱の入れ具合やリズムを調整していきます。必要に応じて手技や整体なども組み合わせます。人によっても日によっても施術プロセスは異なります。

熱さを強く体感する手法と、熱さの体感はゆるやかな手法があり、それぞれ利点があります。

 

温熱療法の効用…基礎体温が向上しますので、本来持つ免疫力や自然治癒力が発揮できる環境が整えられます。予防医学療法としても非常に理にかなったものです。

意識面にも働きかけます。体感を通じて、自分自身に意識を向けることができます。自分に軸をもどし、ものごとは一瞬一瞬移り変わっているということを実感し、今に照準を合わす体験は、意識の明瞭化の助けとなるでしょう。

 

海水を用いた温熱自体も医学的に研究はされていますが、統計などのデータに基づいて調整をする療法ではありません。その人のその瞬間の状態を施術者が感受しながら、海水と熱の働きを最大限引き出していくという、大自然に沿った療法といえるでしょう。とくに症状の改善などは、当人自身が起こしていくものであり、他のものはそこに向かうインパクトを与えるものでしかないと考えています。この温熱療法もそのひとつにすぎないともいえます。

施術者側の意図は外した施術ですので、ひとりひとりの可能性を狭めることなく生かします。